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void tRrLM(); // ボイド・テラリウム 体験版の感想

こんにちは、こんばんは、おはようございます。茶話です。

完全に出遅れた感は否めませんが、発売が明日に迫った『void tRrLM()i // ボイド・テラリウム』の体験版をプレイした感想です。

最近はゲームから遠ざかっていたのですが、久しぶりにプレイをしてみたいと思えるゲームに出会えました。

最後に私のお勧めポイントも紹介します。

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基本情報(公式)

先ずは公式HPからの基本情報を紹介します。(公式HP

  • 発売日       2020年1月23日
  • プラットフォーム  PlayStation4 , Nintendo Swich
  • ジャンル      ローグライクお世話RPG

ローグライクお世話RPGって何?

ローグライクRPG

毎回にマップの変わるダンジョンを探索するダンジョン探索RPGです。

アイテムや罠、次の階層へ移動するポータルの位置などがランダムで配置されるダンジョンを探索します。

そして、ダンジョンから脱出すると主人公のステータスはリセットされてLv.1からの再スタートとなるゲームシステムのRPGです。

お世話

本作を他のローグライクRPGでは無い作品にしている最大の要素です。

廃墟の片隅のスクラップ場で目を覚ました1台のロボット(主人公)が衰弱した少女トリコを助け出しお世話をする。

しかし、とあるAIの暴走により人類が滅びた後の滅亡した世界は少女が生きていける環境ではない。

トリコを守るために、隔離された「テラリウム」を作り、少女のお世話する(食事を用意したり、病気の治療をしたり)というゲームシステムです。

ちなみに「テラリウム」とは陸上の生物をガラスの容器などで飼育、栽培することです。

あまりなじみがないかもしれませんが、陸生生物の爬虫類や昆虫などを水槽で飼うこともテラリウムです。

     
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ゲーム性と操作性

先述したように、このゲームはダンジョン探索(ローグライクRPG)とお世話の二つのゲームシステムがあります。

体験版をプレイしたそれぞれのゲーム性と操作性をまとめます。

ダンジョン探索(ローグライクRPG)パート)

操作性

基本的なローグライクRPGの操作は一通りできます。

  • 移動:方向キー(上下左右+斜め 計8方向に移動可能)
    Lスティックでは移動できない。
  • 斜め移動制限:R+方向キー(移動方向を斜めに制限)
  • ダッシュ移動:B+方向キー
  • 止まって方向転換:Y+方向キー  または Rスティック
  • 敵の方を向く:Y(敵と隣接時のみ)
  • 足踏み:A+B
    但し、エネルギー消費が増える

ゲーム性

①足下のアイテム

足下にあるアイテムはアイテム欄の一番下に表示されるので、拾わなくても使うことができます。

これにより、持ち物が一杯で回復アイテムを見つけた時に、手持ちを整理しなくても落ちているアイテムを使うことができます。

②レベルアップ

レベルアップでランダムで出現する2つのスキルの、どちらかを選んでロボットを強くしていきます。

私が体験版で確認したスキルはステータスアップ、手持ちアイテム数アップ、アタックスキルがありました。

ダンジョンから、脱出すると、レベル、スキルは全てリセットされるので、ダンジョンを探索する度に違った強さのロボットで、探索を進めることになります。

このランダム要素が吉とでるか凶とでるかは時の運ってというのがやや理不尽な気もしますが面白いです。

③ダンジョンからの脱出

ダンジョンで目的を達成して脱出ポータルから脱出する他、探索の途中でHPが0になるとダンジョンから脱出できます。

HPが0で、脱出というのは、本作は通常のローグライクRPGで存在するアイテムロストのデスペナルティが無いからです。

アイテムロストのデスペナルティはローグライクRPGの基本システムとも言える探索の途中でHPが0になったら、持っていたアイテムを全て失うというものです。

しかし、本作ではHPが0になっても、持っていたアイテムは脱出ポータルから脱出した時と同じように処理されるのです。

そのため、ローグライクRPGでは珍しく『死に戻り』ができるのです。

必要なアイテムを見つけても、探索を続けて、運悪くHPが0になっても、見つけたアイテムは失うことはありません。

このシステムはローグライクRPGな初心者も楽しめる初心者救済なのではと思います。

しかし、考えようによっては、『死に戻り』を考慮にいれたギリギリの探索を求められる?のではないかとも考えてしまいました。

少しひねくれてますかね。

お世話パート

操作性

簡単なアクションゲームの操作ができます。

  • 移動:方向キー(左右のみ)
    Lスティックでは移動できない。
    製品版ではしご等の昇降がなければ上下は使わない。
  • ダッシュ移動:B+方向キー
  • ジャンプ:Y
    チュートリアルの初めでしか使いませんでした。
    製品版ではもうすこしアクションを利用する場面があることを期待します。

ゲーム性

先述した世界を滅ぼしたAIと一緒にアイテムクラフトしたり、トリコのお世話ができます。

①アイテムクラフト

必要な素材をダンジョンで集めてきます。

何が必要かはAIが教えてくれるので、レシピから探さなければならないということは無さそうです。

②トリコのお世話

少女にご飯を食べさせたり、病気を直すために注射をしたりします。

最初は横たわっていた少女が、体験版の最後に起き上がって、ご飯を食べてくれたときは少し感動しました。

おすすめポイント

①世界観と物語

舞台は地下のゴミ捨て場。文明が滅び、人類も滅亡したはずの世界になぜか横たわる一人の少女トリコ。

トリコとお世話をするロボットとノリで世界を滅ぼしたAI。

無機質な荒廃した世界のはずなのにどこか暖かな感じする世界。

3人の共同生活にほのぼのとした暖かさ感じます。

しかし、この共同生活がずっと続くとは思えません。

なにせ、世界は滅亡しているのですから。

どんな結末が3人に待っているのでしょうか。

あっと驚く結末が待っていることを期待せずにはいられません。

②音楽がきれい

全体的にソフトな音楽が心に響きます。

緊張感が足りないと感じる人もいるかもしれませんが、前述の世界観に良く合っています。

荒廃した世界に響くソフトな音楽が世界観をより一層引き立ててくれます。

③キャラの魅力

体験版だけの感想ですが、三者三様に魅力があるキャラクターです。

とても真面目なロボット(主人公)
トリコのためにガガンバル姿を応援したくなります。

世界を滅ぼしたAI
頼りになるのかならないのか分からない、そんな微妙なところが魅力です。

少女トリコ
彼女はダントツにお世話心をくすぐります。
彼女のために何かをしてあげなきゃって思わせてくれます。

全てのキャラに魅力を感じずにはいられませんでした。

     
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最後に

本作は、私が久しぶりにプレイしてみたいと思ったゲームです。

ローグライクRPGは物語とキャラクターの両方に魅力がないとなかなか最後までプレイすることが難しいのですが、ボイド・テラリウムはその両方がそろっているゲームだと私は思います。

また、デスペナルティが無いことがローグライクRPGを遊んだことが無い初心者や、経験が少ない人でも楽しめるゲームシステムになっているのではないかと思います。

本当に、久しぶりに「発売日に買いたい」と思えるゲームに出会いました。

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