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子供のしつけと叱り方~子供と一緒に成長しよう

こんにちは、こんばんは、おはようございます。茶話です。

先日、テレビで子供のしつけの仕方についての番組がやっていました。
私は家事をしていたのでながらで見ていただけですが、こんなことを言っていました。

「子供に怒り過ぎ、叱り過ぎていないですか?」

矛盾するしつけをしていませんか?」

「しつけは仮縫いです。後でほどけるようにしておかないといけません」

特に集中してみていた番組ではなかったので、番組の内容などはほとんど覚えていないのですが、この3つ言葉は私の心に残りました。

そう、この言葉を聞いたときに私は自分の普段の行動を振り返り
「自分、これと同じことをしていないか?」

と自身の行動を振り替えなければならないと思いました。

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子供をしつけるということ

子供をしつけるとはどういうことでしょうか?

インターネット百科事典Wikipediaで「しつけ」を調べると、『人間社会・集団の規範、規律や礼儀作法など慣習に合った立ち振る舞い(規範の内面化)ができるように、訓練すること。概念的には伝統的な子供への誉め方や罰し方も含む。』です。(出典元:Wikipedia-しつけ

なるほどと思いますし私自身の解釈と近いと思います。
私、自身しつけとは『子供に社会で生きていくために必要最低限の礼儀作法を身につけられるように教えてあげること』と思っています。

しかし、今回のテレビ番組で心に残った言葉は私の日々のしつけに関する行動を振り返るきっかけをくれました。

     
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子供に怒り過ぎ、叱り過ぎていないですか?

親は子供が「やってはいけない事」「よくない行動」をしたときにしつけの一環として怒ったり、叱ったりすることがあります。

しかし、この怒り方、叱り方が度を超えていないか?

ということが、問われていました。

子供が良くないことをしたのは事実かもしれません。
しかし、子供は何の理由も無く「やってはいけない事」「よくない行動」をしているわけではないのです。
子供だって行動する理由を持っています。
なぜ子供がそのようなことをしたかを考えたうえで、その行動が「やってはいけない事」「よくない行動」であることを子供に教えるように叱りましょう

ということでした。

『怒る』と『叱る』

そもそも、『怒る』『叱る』は違います。

怒るとは、
感情が高まって、腹を立てる事。感情を抑えることができずに表に出す事
つまり、自分の気持ちを相手に伝える手段であり、相手の気持ちを考えていないという事です。怒る相手は目上目下問わず全ての人が対象になります。

一方、叱るとは、

目上の者が目下の者の行動に対して、注意をする事。感情を抑えて相手を戒める事。
つまり、相手の事を考えて、『何が悪かったか』『どうすれば良いのか』を相手に教えるためにする事です。叱る相手は必ず目下の者になります。

子供をしつける時に「怒るのではなく、叱るようにしましょう」と言われる理由です。

つまり、そもそも子供をしつけるために怒ってはいけないのです。

子供をしつけるために怒っている人は私を含めて今すぐ止めましょう。

例えば、おもちゃを投げて壊した子供に

「コラ! 何をやっているんだ! もう、おもちゃなんか買ってあげませんっ!!」

というのは怒るです。今すぐ止めましょう。

「おもちゃを投げてどうしたの? おもちゃを投げるのはダメなことでょう。 なんで、おもちゃを投げたのかな?」

「(理由を聞いた上で)そうか、でもおもちゃは投げたらダメだよね」

と、ダメなことをダメと伝えた上で、なぜそんなことをしたのかを問いかける。これが、叱るです。

怒ったり、叱りすぎたらどうするか

テレビで紹介されていた方法、それは、謝るです。

怒ってしまったこと、叱りすぎてしまったことを認めて、子供に対して

「さっきは怒ってごめんね」

「さっきはたくさん叱ってごめんね」

と、優しく抱き締めてあげながら子供の目を見て謝るとこです。

これをすることで、子供は怒られたり叱られたりした恐怖が軽減するそうです。

矛盾するしつけをしていませんか?

これは子供に相反する言葉と行動で矛盾するしつけをしてしまい、子供が混乱して親の言っていることを正しく理解できなくなってしまっている状態です。状態にっていることです。

そんなことしてないと思っていましたが、私はしていました。

それもかなりたくさん。

そして、誰でも簡単にできてしまうことなのだと思いました。

どのようなことがあるのか、テレビで紹介されていた事柄も含みますが、私が実際にやっているなと思いついたのは以下の4つでした。

  1. おもちゃを投げてに壊した時に
    「何をやっているんだ。もう、おもちゃなんか買ってあげませんっ」

    何が矛盾しているかと言えば、「おもちゃを買わない」
    これは壊したことに対して怒って言っているだけで絶対に買わないという強い意思はありません。誕生日などのイベントがあればおもちゃを買います。

  2. ご飯の時に直ぐに席を立ってしまってご飯を食べないと時
    「ご飯食べないなら、片づけるよっ!」

    何が矛盾しているかと言えば、「片づける」
    早く食べて欲しいと怒っているだけで、食べに来るのを待っているか、無理矢理席につかせて食べさせます。

  3. 約束の時間を過ぎでもテレビを見終わらない時に
    「(テレビを見る時間の)約束が守れないなら、もうテレビは見せません」

    何が矛盾しているかと言えば、「テレビを見せない」
    時間の約束を守って欲しくて言っています。
    言った直後はテレビを見せることを止めますが、次に見るときは普通に見せます。

  4. 外遊びがなかなか終わらずにか選らない時に
    「そんなに遊びたいならひとりで遊んでいなさい。私は先に帰るからね」

    何が矛盾しているかと言えば「先に帰る」
    本当に先に帰ったことはありません。
    少し離れて様子を見るか、帰ったふりをして様子を見ます。

これらは言葉と行動で矛盾しているのです。
矛盾した言葉は子供には届かずに、親が何を言っているのか、何をしたいのかが正しく理解できません

結局、言うことを聞かない子供が出来上がってしまうと言うことです。

まさに今の次男の状態がこの状態なのでは、と思ってしまいました。

正しくしつけるには、何をして欲しいかを伝え、そうしてくれないと何が困るか根気よく伝えていくことが必要だそうです。

決して怒らないように。

子供がなかなかいう事を聞かなくても、諦めてはいけません

     
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しつけは仮縫いです。後でほどけるようにしておかないといけません

しつけを裁縫の仕付けに例えていっているのです。

しつけは社会生活の中で、何が良いことか悪いことかを教えることが目的ですが、全ての物事について良し悪しを教えることはできません。

ある程度教えたことで、後は子供が自分で判断して行動できるようにならないといけないのです。

仮縫いとは子供が自分で判断して行動するための余地を残しておくということです。

しかし、怒り過ぎ、叱り過ぎはしつけを仮縫いではなく本縫いにしてしまいます。

怒られ過ぎ、叱られ過ぎた子供はその恐怖から自分で判断して行動することができなくなってしまう。

これではしつけをしても社会生活ができなくなってしまいます。

前項に続いて、今の次男の状態がこの状態になっているのではないかと思ってしまいました。

最後に~嫁の育児相談

先日、嫁が次男をつれて育児相談に行ってきました。

その時に言われたこと、

「次男くんは、手先の器用さや運動能力は4歳から4歳半くらいです。しかし、言葉の理解は3歳半くらいと思います。」

次男は今、4歳5ヶ月です。
とてもショックを受けました

保育園でもなかなか落ち着きがないと言われています。
もはや、私の行ってきたしつけが何らかの影響を与えているのではないかと思えてなりませんでした。

これからは、しっかりと反省して、楽しい毎日を過ごせるよう、ここに宣言します。

「毎日子供を誉める。そしてその内容を記事残す。」

題して「毎日が褒め曜日」の連載を宣言します。

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