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糖質制限で健康に『家族で低糖質生活1』糖質ってなに?

先月から我が家では低糖質生活がはじまりました。

というのも、私はご飯が大好きです。
そして、私の息子たちもご飯が大好きです。
そのためか、最近徐々に肥えてきました。
長男は残念なことに小学校の身体測定で『肥満ぎみ』の判定を受けてしまいました。
次男はまだ、大丈夫ですが、食事の時にご飯を3杯食べるなど、長男と同じような食事になってきました。
このままでは肥満に一直線?と思っていたところ、日頃体重を気にしている妻が
「食事を低糖質メニューに変えたいのだけど大丈夫かな?」
と提案してきました。
私は快く了承し、子供たちも巻き込んで家族みんなで低糖質生活をすることにしました。

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糖質制限とは

私もよく知らなかったので調べてみました。
どうやら、もともとは医師や栄養士の指導のもと行われるもので、糖尿病の治療に使われたりするものでもあることが分かりました。
しかし、主食であるご飯やパンを食べないだけで、肉や魚等のタンパク質はほとんど制限しなくて良いということで、食事制限とはいってもストレスが少ないため、気軽に続けやすいといった利点もあるようです。
しかし、その反面、極端な糖質制限をすると、脳が栄養不足に陥り、無気力や倦怠感が発生する危険があることも分かりました。
脳の栄養素はブドウ糖であり、糖質から栄養をとる以外に方法がないからですね。
何事も極端にはしない方が良い。必要な栄養素を考えてバランスの良い食事を摂ることが良いことであるいと思います。

糖質制限レシピ

我が家では妻の希望で以下の二つの書籍をレシピ本として購入しました。

  • やせぐせがつく糖質オフの作りおき
    著:江部康二 料理:高階多美
  • たっぷり食べてOK! 糖質オフのやせる作りおき
    著:牧田善二 料理:阪下千恵

どちらも糖質制限を推奨する医師の方が著者のレシピです。
作りおきレシピですが、濃い味付けということもなく、優しい味で食べやすいメニューです。
メニューによっては一食でで食べきってもしまうときもあります。

     
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糖質とは

そもそも、糖質とは何だろう?
砂糖のこと?

糖質とは栄養学では炭水化物に含まれます。
栄養学において炭水化物は糖質と食物繊維の総称で、消化酵素では分解できずエネルギーになりにくい食物繊維を除いたものを糖質と言います。
但し、三大栄養素として、炭水化物、たんぱく質、脂肪と言うときのの炭水化物は主に糖質のことを言います。
また、化学的には単糖を構成成分とする有機化合物の総称です。

と、このように定義の話をしていると難しく感じてきますが、簡単に言うなら、食べたら体を動かすエネルギーになるものの一つということです。
しかし、食べ過ぎると内臓脂肪として蓄えられ、糖尿病の原因になります。
糖の及ぼす悪影響についてはここでは書ききれないため別記事でまとめることにします。

身長、体重の記録

今日は私と息子たちの開始前の状態をレポートします。
およそ、1月20日頃の身長、体重と各指数の記録です。
次回のレポートは2月20日頃を予定しています。

私の記録

身長168cm 体重68.5kg
BMI 24.27(普通体型)

私の場合は適正体重が、62.1kg
『普通体型』ですが、『肥満レベル1』の一歩手前でした。
適正体重を目指してダイエットをします。

なお、BMI(ボディマス指数)については下で解説します。

長男の記録

身長 131cm 体重 34.8kg
ローレル指数 154.8(肥満ぎみ)

冒頭でも書きましたが長男は『肥満ぎみ』ですが、『肥満』の一歩手前でした。
ご飯大好きがここに影響してきたか、本人も最近自分のぽっこりお腹を気にしているようです。

しかし、子供の場合はまだ成長する(身長が伸びる)ので、肥満だから体重を落とすという考え方よりは体重を維持して身長を伸ばすと考えた方が良いと思います。
長男には体重を維持してもらうことにします。

なお、ローレル指数については下で解説します。

次男の記録

身長96cm 体重13.9kg
カウプ指数 15.08(正常)

次男は『正常』でした。
ひとまず安心ですが、長男と同じくご飯が好きなので、このままでは長男の後を追う可能性がありますので、注意深く成長を見守ろうと思います。

なお、カウプ指数については下で解説します。

     
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各指数について

前述しました各指数について解説します。

  • BMI(ボディマス指数)
    成人(高校生以上)の肥満度を表す体格指数
  • ローレル指数
    学童、生徒(小、中学生)の肥満の程度を表す指数
  • カウプ指数
    乳幼児 (3ヶ月〜小学生未満) の発育状態の程度を表す指数

BMI(ボディマス指数)指数

体重と身長の関係から算出される、成人(高校生以上)の肥満度を表す体格指数です。
以下の計算式で計算することができます。

  • BMIの計算式:
    BMI=体重[kg]÷(身長[m]×身長[m])

BMI=22 が適正体格指数となり、適正体重を計算することができます。

  • 適正体重の計算式:
    適正体重=(身長[m]×身長[m])×22
日本肥満学会の判定基準
指標 判定
18.5未満 痩せ型(低体重)
18.5~25未満 普通体型
25~30未満 肥満レベル1
30~35未満 肥満レベル2
35~40未満 肥満レベル3
40以上 肥満レベル4

BMI=22が、最も病気になりにくく、肥満度が高くなると、生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症)の確率が高くなります。

ローレル指数

学童、生徒(小、中学生)の肥満の程度を表す指数です。
以下の計算式で計算することができます。

  • ローレル指数の計算式:
    ローレル指数=体重[kg]÷(身長[m]×身長[m]×身長[m])×10
  • 身長を[cm]で計算する場合は
    ローレル指数=体重[kg]÷(身長[cm]×身長[cm]×身長[cm])×10000000

ローレル指数=130 が適正指数となり、適正体重を計算することができます。
しかし、前述した通り上でも成長期の(身長が伸びる)子供は体重を減らすのではなく、体重を維持して身長を伸ばす方が良いので、適正身長を考えた方が良いと思います。
しかし、適正身長を計算するには三乗根を計算する必要があるため一般的な電卓では計算できません。
なので、15kg~70kgまで5kg毎の適正身長を表にまとめたので参考にしてください。

ローレル指数の判定基準
指標 判定
100未満満 痩せ
100~115未満 痩せぎみ
115~145未満 正常
145~160未満 肥満ぎみ
160以上 肥満
適正身長
体重 適正身長 体重 適正身長
15kg 104.9cm 20kg 115.4cm
25kg 124.4cm 30kg 132.1cm
35kg 139.1cm 40kg 145.4cm
45kg 151.3cm 50kg 156.7cm
55kg 161.7cm 60kg 166.5cm
65kg 171.0cm 70kg 175.3cm

カウプ指数

乳幼児 (3ヶ月〜年長) の発育状態の程度を表す指数です。
計算式はBMIとおなじですが判定指標が異なります。

  • カウプ指数の計算式:
    カウプ指数=体重[kg]÷(身長[m]×身長[m])
  • 身長を[cm]で計算する場合は、
    カウプ指数=体重[kg]÷(身長[cm]×身長[cm])×10000

カウプ指数は3か月の乳児から年長児まで使うため、適正指数が月齢によって異なります。
乳児の肥満は成長過程で解消する場合も多いですし、ミルク~離乳期に極端な肥満になることが少ないため私の息子に合わせてここでは年少~年長(3歳~6歳)にスポットを当てます。
年少~年長の場合、カウプ指数=15.5 が適正指数となり、適正体重を計算することができます。
が、ローレル指数でも書いたように身長が伸びる子供は適正身長を考えた方が良いと思います。
なので、6kg~24kgまで2kg毎の適正身長を表にまとめたので参考にしてください。

カウプ指数の判定基準(3か月~1歳未満)
指標 判定
13未満満 痩せ
13~14.5未満 痩せぎみ
14.5~16.5未満 正常
16.5~18未満 肥満ぎみ
18以上 肥満

<\tr>

18kg107.8cm20kg113.6cm

適正身長
体重 適正身長 体重 適正身長
6kg 62.2cm 8kg 71.8cm
10kg 80.3cm 12kg 88.0cm
14kg 95.0cm 16kg 101.6cm
22kg 119.1cm 24kg 124.4cm
26kg 129.5cm 28kg 134.4cm

適正身長について

ローレル指数とカウプ指数では計算式が異なる為、同じ体重に対する適正身長でもローレル指数とカウプ指数の適正身長は違う身長になってしまいます。
適正身長はあくまでも参考値として扱ってください。

まとめ

思った以上に長男の肥満が深刻でした。
本当に取り返しがつかなくなる前に行動することができて良かったと思っています。
子供に低糖質生活をさせると成長の妨げになるのでは?
という疑問を持つ人もいると思いますが、今の時代は私たちの回りには糖質が溢れています。
代表的な糖質は穀類(米、小麦)、芋類(ジャガイモ、サツマイモ)です。
主食であるご飯やパンはもちろん、ポテトチップスやせんべい、クッキーなどのお菓子にも遣われています。
そして、お菓子にはたくさんの砂糖が使われています。
果汁100%でないジュースもたくさんの砂糖が使われています。
また、ファストフードの食べ物はほとんどがこれらを原材料のとしています。
ハンバーガー、フライドポテト、ドーナツ等どれもそうです。こうして見てみると、ある程度は意識して食べる物と量をコントロールしないと糖質に限らず食べ過ぎになってしまう時代になっているのです。長男は明らかな食べ過ぎで今の体型を獲得しました。
ならば、適切な量を適切に食べれば正常に戻るはずです。我が家の低糖質生活の成果は、私と息子たちの今後の体重変化をレポートします。
初回のレポートが遅れたので、2月20日頃に1ヶ月の経過レポートをする予定です。
少しずつではありますが私と長男には効果が出始めています。

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