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『UNO (ウノ)』は面白い。公式ルールで面白く遊べる戦術を考える。

こんにちは、茶話です。

私は子供の頃に良く『UNO(ウノ)』で遊んでいたのですが、大人になってからまったく遊ぶ機会がありませんでした。
しかし、子供が生まれて、長男が保育園の年長になった2年前に新たに購入して遊び始めました。
UNOは昔からあるゲームなので、カードのデザインなども昔のままかと思っていたら、リニューアルされていました。

リニューアルされたUNOの新カードを見てびっくりしました。

カードのデザインが新しくなっており、特殊効果のカードがアルファベットからピクトグラム(絵文字)に変更されていました。
昔のアルファベットも良かったともうのですが、新カードのピクトグラムも子供にはわかりやすい絵柄になっていました。
私は今のデザインの方が好きです
また、「新しい特殊効果カード」が2種類追加されており、さらに面白さがアップしていました。

そして、私が一番驚いたのはルールブックを読んだときでした。
そこには自分たちが子供の頃に遊んでいたルールのほとんどが書かれていませんでした。
それどころか子供の頃に遊んでいたルールを覆すルールがたくさんありました。
歴史のあるゲームがルールを変更したとは考えにくいため、私が子供の頃に遊んでいたルールはハウスルールだということを初めて知りました。

そして、公式ルールとハウスルールの違いはUNOのゲーム性そのものを変えてしまいます。
ハウスルールで面白く遊ぶための戦術は公式ルールでは面白く遊べないことに気が付きました。
ハウスルールの戦術では公式ルールで勝つことも難しいです。

そして、UNOのハウスルールに追い打ちをかけるようなことが起こりました。
2019年5月4日と7日にUNOの公式twitterで公式ルールが発表さました。
公式ルールを知った一部のユーザーが公式ルールでは面白くない。
ハウスルールで遊ぶほうが面白いという批評をしている方がいました。

私はハウスルールも面白いとは思うのですが、公式ルールの方がカードゲームのゲーム性としては面白いものだと思っているので、今回はUNOの公式ルールが面白くなるUNOの戦術について考えてみたいと思います。

UNOは「大人から子供まで簡単に遊べる楽しく手軽なカードゲーム」なので、家に常備しておきたいカードゲームの一つです。

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今回発表された公式ルール(公式Twitterより引用)

5月4日発表 ドロー4について

 

ツイートを翻訳

ドロー4を出されたら、次のプレーヤーは山札から必ず4枚引なくてはならず、さらに順番を飛ばされます。
そして、次のプレーヤーに6枚ひかせるためにドロー2を重ねて出すことは出来ません。

つまり、ドロー2、ドロー4の効果は強制的で、次のプレーヤーに押し付けることは出来ない。
そして、ドロー系のカードを出されたプレーヤーは山札からカードを引いただけでカードを出すことが出来ないということでした。

この公式ルールに対するハウスルール

  1. ドロー4が出された場合、ドロー4または指定された色のドロー2を出すことで、回避することができる。さらに、ドローカード枚数は累積される。
  2. ドロー4が出された場合、指定された色のスキップやリバースを出すことで回避できる。この場合、枚数は累積されたまま次のプレーヤーの順番になる。
  3. ドロー2が出された場合、ドロー2、ドロー4を出すことで、回避することができる。さらに、ドローカード枚数は累積される。
  4. ドロー2が出された場合、同色のスキップやリバースを出すことで回避できる。この場合、枚数は累積されたまま次のプレーヤーの順番になる。

文章で書くと複雑に見えますが、簡単に言えば

ドロー2もドロー4もワイルド以外の特殊効果カードで回避ができるということです。

結果、最後に回避ができなかったプレーヤーが大量のカードを引くことになります。

5月7日発表 最後に出すことができるカード

 

翻訳

ワイルド、スキップ、リバースを最後に出して上がることができる。

つまり、ドロー系以外の特殊効果カードを最後に出して上がることができる。

この公式ルールに対するローカルルール

特殊効果カードで、上がることは出来ない。

つまり、数字カードでしか上がれない。

これらのルールは先日息子と遊ぶために買ったUNOのルールブックにも書いてありました。

     
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公式ルールで面白く遊ぶための戦術

先述しましたが、この発表の直後、一部のユーザーの方が公式ルールでは面白くない。
ハウスルールで遊ぶほうが面白いという批評をしている方がいました。

私は購入したUNOのルールブックを読んで、公式ルールはカードゲームのゲーム性としてとても面白いものだと思います。
なので、
私が子供の頃に遊んでいたハウスルールと公式ルールの違いから公式ルールで面白く遊ぶための戦術をかいていきます。

ドロー系カードは回避できないカードを引くだけで順番が終わる

5月4日に発表された公式ルールです。

この公式ルールが1番面白さをなくすと書いている人が多くしました。

確かに、ハウスルールではゲーム終盤で残りカードが少ない人に一気にカードを引かせることができるため面白いと考える人が多くいたようです。
また、回避もできないし、順番まで飛ばされるなんて、理不尽だと考える人もいるようです。

しかし、考えてみてくださいUNOというカードゲームの目的を、それは

自分の手札を1番最初に0枚にすること。
カードを早く減らすために他のプレーヤーを邪魔すること。

これが、UNOです。

こう考えると、ドロー系カードを出すことは自分が上がる為に、相手の手札を増やして順番も飛ばすことができるカードです。
出されたほうから見れば理不尽かもしれませんが、この権利は全てのプレイヤーにあるわけなので、すべてのプレーヤーは平等と考えることができます。

戦術としては、ドロー系カードは積極的に出していくことです。

次のプレーヤーの手札を増やして順番も飛ばすことができる攻撃カード。
最後に手札に残っても、減点が増えるだけなので積極的に出してしまうのが良いです。

但し、積極的に出さない方が良いときがあります。
それは自分の次の次のプレーヤーが上がりそうな時です。

次の次のプレーヤーは自分がドロー系カードを出した時に、次にカードを出すプレーヤーです。

そのプレーヤーが勝ちそうな場面では自分がドロー系カードを出さずに次のプレーヤーが、次の次のプレーヤーを妨害する可能性に賭けるのも戦術のひとつです。

カードは1枚ずつしか出せない

ハウスルールでは条件を満たせば2枚以上を同時に出すことができます。
完全に同じカードだけの場合、色違いでも良い場合、数字以外のカードも良い場合など多少の違いはありますが、基本的に同じカードであれば同時に出せることを許可しています。

しかし、公式ルールではできません。
つまり、公式ルールではどんなカードでも1枚ずつしか出せません。
なかなか手札が減らないので、特殊効果カードを出すタイミングが重要になります。

リバース、スキップ、ドロー系カードは自分の次のプレーヤーが上がりそうなときは積極的に出すべきです。

リバースは自分の前のプレーヤーが上がりそうなときは出さない方が良いです。

スキップ、ドロー系のカードは自分の次の次のプレーヤーが上がりそうなときは出さない方が良いです。

ワイルドドロー4

あまり知られていないようですがワイルドドロー4にはワイルドと違い、

自分の手札に出せるカードがない場合にしか出すことが出来ないカードです。

つまり、自分の手札に出せるカードがある場合は出すことが出来ないのです。
もちろん嘘をついて出すこともできます。

チャレンジ

また、ワイルドドロー4には「チャレンジ」というルールがあります。
ワイルドドロー4を出されたプレーヤーが出した人の手札チェックをするルールです。
本当に出せるカードがない状態で出したかどうかをチェックできるのです。

ワイルドドロー4を出されたプレーヤーは「チャレンジ」をするかしないかを選択します。

  • チャレンジしない場合
    そのまま4枚ひいて順番が飛びます。
  • チャレンジする場合
    ワイルドドロー4を出したプレーヤーの手札をチェックします。

    • ワイルドドロー4以外に出せるカードがなかった場合
      チャレンジ失敗で4枚+ペナルティ2枚の合計6枚のカードを引いて終わり
      カードを捨てることは出来ません。。
    • ワイルドドロー4以外に出せるカードがあった場合
      チャレンジ成功となり、ワイルドドロー4は出したプレーヤーの手札に戻ります。
      そして、ワイルドドロー4以外の出せるカードを出さなくてはいけません。
      その後、次のプレーヤーからプレーが続行します。

ワイルドドロー4は手札に残っていると最高減点のカードなので、早めに出したいカードですが、出すリスクがあるため、出すタイミングが重要になってきます。

ワイルドドロー4は出せるタイミングで早めに出してしまうのが戦術と言えます。

ワイルド、スキップ、リバースで上がることができる

5月7日に発表された公式ルールです。

ワイルド、スキップ、リバースは最後の1枚にできるため、これらのカードは手札に残しておいても良いのです。

これから考える戦術は

ワイルドとワイルドドロー4の両方を持っていた場合、ワイルドドロー4を先に出す

ドロー2が出せる状況であれば、ドロー2を先に出す

つまり、上がることが出来ないカードが最後の1枚にならないようにカードを出すことです。

また、ワイルドはどのカードの上にもおくことができます。
上がる為に、ワイルドを出さずにとっておくことも戦術のひとつになります。

公式ルールで遊ぶ戦術のまとめ

今まで、書いてきた戦術をまとめます。

  • ドロー系カードは基本的に積極的に出す
  • 自分の次のプレーヤーが上がりそうなときはスキップ、リバース、ドロー系カードを出す
  • 自分の前のプレーヤーが上がりそうなときはリバースを出さない
  • 自分の次の次のプレーヤーが上がりそうなときスキップ、ドロー系のカードを出さない
  • ワイルドドロー4は出せるタイミングで早めに出してしまう
  • ワイルドとワイルドドロー4の両方を持っていた場合、ワイルドドロー4を先に出す
  • スキップよりもドロー2を先に出す
  • ドロー系カードが最後の1枚にならないようにする
  • ワイルドが最後の1枚となるように手札に留めておく

最後に

ここまで、公式ルールで遊ぶための戦術を検討してきましたがいかがでしたか?

私は公式ルールで遊ぶことを勧めていますが、ハウスルールが楽しいという考え方もわかります。
しかし、
ハウスルールで遊ぶ時は事前に細かいルールの確認をしておくことをお勧めします。
これをしておかないと、ゲーム中に細かいハウスルールの違いでゲームが中断したり、自分の知らなハウスルールで腑に落ちない気持ちになってしまったり、楽しいゲームが楽しくなくなってしまうなんてこともあります。

こういった、ルールの違いを気にする必要が無いということも私が公式ルール勧める理由です。

こうして、記事を書いているだけでもUNOをやりたくなってきました。
今度の休日に子供たちとUNOをやろうかな?

手軽で楽しいUNOは一家に1セット欲しいカードゲームです。

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